第9回未来をのぞく住宅展

ブラックボックスの建設業界に対し、設計事務所を味方にする事で、住まいを考える事にとても大きな自由度、可能性がでてきます。そして、美しく、使いやすく、楽しい住まいが追求できると思います。

建築物は人間の精神の拠り所である宗教建築から、経済活動を支える工場まで多面性を持っています。その中でも住宅は、人間社会を構成する最少単位である家族の器であります。その家族の器である家は、全ての建築物の機能を包含したものでなくてはなりません。つまり高い精神と、機能性を持つ必要があります。

移ろいゆく時を光・風と共に心地良く感じられる空間人・場との出逢いから感じるものを大切にして、カタチを生み出すonly oneの空間, 自然・気候風土に親しみながら共に生きる空間, 時と共に変化していく人・物それらの変化にさりげなく対応し愛されつづける建築を目指しています。

住宅を通してそこに住む人々や社会に、魅力のある提案を行いたいと考えています。住むことの楽しさや、生活の豊かさが感じられる住まいを、少しでも多く造っていきたいと思っています。

建築家が設計した家を施工者が建てクライアントが住む、と言う図式に私自身は一切興味が無く、常に対等でアイデアを持ち寄れる関係が優れた住空間を創出できる唯一の方法であると考えます。つまり、縦断的なモノ作りから横断的なモノ作りへの転換。この方法の実践を常に意識しています。

木造にこだわった、気持ちが良く、驚きのある空間を作りたいと思います。採光や風、プライバシーを確保しながら、内と外との領域にこだわります。災害時に人の命を守る器だということ、家族構成や加齢により長いスパンで住宅は可変です。町並みに調和、リードする住まいを共に創ります。

住宅は「人」や「生活」に関係しながら長く存在するリアルなものです。家づくりは、設計する人・注文する人・関わるすべての人たちの、その「時」の最大の努力による「ユメつくり」・「コトつくり」・「モノつくり」だと考えております。そんな思いで一つ一つ大切に永く愛される住まいを共につくりたいと思います。

『むずかしいことをやさしく　やさしいことをふかく　ふかいことをここちよく』をテーマに、いろんな表情を感じられるような場所となるよう、またはそこに住む人の様々な感情をくすぐることができるような場所となるように、妥協しない姿勢とちょっとした遊び心を持って空間づくりに取り組んでます。

スタイリッシュでシンプルモダンなデザイン。暖かみを感じさせる、ナチュラルなデザイン。機能を越えて、空間を感じ、リゾートに達する、自由な空間設計を行います。住宅設計で大切なことは多くありますが、個々の住宅で展開する生活を理解、把握し、コミュニケーションを図るようにしています。

ブラックボックスの建設業界に対し、設計事務所を味方にする事で、住まいを考える事にとても大きな自由度、可能性がでてきます。そして、美しく、使いやすく、楽しい住まいが追求できると思います。

建築家が設計した家を施工者が建てクライアントが住む、と言う図式に私自身は一切興味が無く、常に対等でアイデアを持ち寄れる関係が優れた住空間を創出できる唯一の方法であると考えます。つまり、縦断的なモノ作りから横断的なモノ作りへの転換。この方法の実践を常に意識しています。

住まいにおいては、機能性、デザイン性はもとより、住みやすさ、持続性のあるデザインを、心掛けています。

ヒロ設計室の家造りの理念として重要視しているのは、みんなを幸せにすることです。施主に満足してもらうのは第一ですが、造り手である業者さん職人さんにも関わって良かったと感じていただきたい。その家造りを通してさまざまな立場の人が幸せになれる。そんな住宅を造っていきたいのです。