第1回未来をのぞく住宅展

光や風、四季を感じ楽しく暮らせる家を施主と共に作り上げ、そこに生活の楽しみ方や新たな発見を見出せる工夫を盛り込むお手伝いを致します。

やさしい光に包まれた、世界に一つだけの空間をつくります。

優れた道具を手にするとき、いつも美しいと感じます。それは、改良を重ねた末得られる高い完成度に気づくからでしょう。機能と美しさは、相反するものではないと心得ています。建築も使う人のための機能を持つ以上、そうありたいと思います。

顔が見える。体温を感じあえる。想いをカタチに昇華させていく、 私は、そんな建築の仕事を大切にしています。

生活する環境下の中で、その場所に座り、その場所に立ち、そこに移動する生活動線の中で、何が見えるか、何が感じられるか、何が聞こえるのか、そういった身体に近い潜在的な日常の感触を大切にしたいです。

「人は住まいをつくり、住まいは人をつくる」をテーマに百人百様の空間をつくる面白さを住宅は持っています。建てられる場所や環境を読み解き、それ以上に使う人との理解を深めより精度の高い住空間づくりを目指しています。

住宅は、そこに住む人たちが長く集う大切な空間です。デザインの押し付けではなく、住む方のイメージを大切に一緒につくりあげていくものだと思っています。

住まいは日常を過ごす場所、気取らず無理せず何気なく暮らせることが何よりと考えています。

建築を世に生み出す行為を許された建築家には大きな責任とそして自由が与えられています。時にはその重さを感じながら、潔く凛として、素直で暖かく、日常で有りながらドラマが有る空間を様々な夢を持つクライアントへ届けることを考え続けています。