第21回建築家展

心地いいと感じる住まいとは何でしょうか? 人が忘れかけている「五感」を刺激する様な空間を造る事が出来ればと思います。 シンプルにまとめた空間の中に気づく事がきっとあるはずです。

食べて・寝て・休む。 家は家族・人生の拠点。 心を解きほぐしリラックスできる場所や環境は人によって違うもの。 住まい手が違えば家も違うのは当たり前ですよね。 どこよりも心許せるような、家を一緒に作りましょう。

住まいづくりの楽しさを、住まい手と共に造りあげていき一緒に育っていく様なお家を作っていきたいと考えています。

シンプルで心地よい空間造り・使い勝手の良さを前提に、個性・こだわり・斬新さを取り入れたモノづくりを心がけています。

人間の生活を支える装置としての住宅と、気持ちのあり方に大きく影響するデザインのバランス具合が　個性だと思います。 　地域や個人の生活歴や考え方、こうありたいという希望を形にしていくことが住宅を設計すること。住む人たちの未来を預かる母親のような役割を設計に感じています。

素材のぬくもりと優しさが直接肌に伝わる。そんな居心地の良い空間を創ります。 人は何かしら痛みを抱えて生きています。すまいづくりを通じて、そんな家族１人１人と向き合いながら、住宅建築として何かしらの答えを導き出したいと考えています。

建築条件を一つ一つ紐解いていくことで、 その場所にしか出来ない建物をクライアントと一緒につくり上げていきたいと考えています。

生活のあり方、家の建つ場所、まわりの環境。 家族をとりまく様々な要素を丁寧に読み解き、会話、スタディを重ねながらアイデアを練りあげます。 日常の延長にあるささやかな喜びや豊かさを、建築を通して提供したいと考えています。